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ステンシルアートとは?震災から5年、9人の笑顔をアートに [ニュース]

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震災から5年たったいま。

避難者は全国でなお17万人余いるという。

それぞれの思いを持って生活を続ける被災者の方達。

その中にステンシルアートで9人の顔をアートにした人物がいた。

一体彼はどんな思いでアートを作ったのでしょうか。

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ステンシルアートとは?

普段あまり聞きなれない言葉ですが〝ステンシルアート〟とは一体どのようなものなのでしょうか?

〝ステンシルアート〟

カッターと紙とラッカースプレーを使って絵を描く技法。

まず紙を切り穴の空いた場所にスプレーするという一見シンプルな手法。

有名所だとイギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家「Banksy」などが挙げられます。

被災者の「岩崎満」さんは今回このステンシルアートを使って家族9人の笑顔を描きました。

岩崎満さんは東日本大震災の時に津波で妻と父、祖母を亡くし、母は行方不明になっています。

それから岩崎満さんと子供達4人との避難生活が始まりました。

岩崎満さんは仮設住宅で毎朝4時に起き、お弁当を作り、学校への送り迎えをする毎日。

被災事情を考慮してくれていた岩崎さんの会社が合併で地元の拠点をなくし、やむなく退社しました。

再就職を試みるも子育て優先の条件が壁になって中々上手くいかなかったようです。

そして、男手1人で4人の子供を育てていくために自宅でできる仕事としてこのステンシルアートを選んだそうです。

岩崎満さんがこのステンシルアートの仕事を始めたのは妻の友美さんにロックバンドのメンバーの顔を描いたTシャツをあげたのがきっかけ。

「お母さんにあげたやつ、私にもできる?」と娘達に聞かれ、もしかしたら仕事になるかもしれないとFacebookに投稿。

すると「どこで売ってるの?」などの反応があったようです。

津波で家族の写真なども全て流されてしまい、子供達が母親と撮った写真が一枚もないということで一番初めの作品は家族9人の作品にしたそうです。

その作品がこちら
image.jpeg
出典 http://mainichi.jp/articles/20160311/k00/00m/040/126000c

妻の友美子さんを中心に家族が笑っている作品です。

岩崎満さんは「なんとか家族写真の集合のステンシルアートを作って、あったかい笑顔を取り戻してあげたい」と語っています。




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