田中智美 五輪女子マラソン選考会で2位!リオ行き確実か?世界選手権代表落選からの道のり [スポーツ]
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女子マラソンの田中智美(28)選手が先日行われた五輪選考会で2位、日本人の中では1位という好成績を残し、リオ行きを確実なものにしました!
タイムは自己ベストの2時間23分19秒。3位の小原怜(25)選手との差はなんと1秒?
かなりの接戦ですね!
田中智美選手は「誰よりもリオに行きたい気持ちは強かった」と語っています。
しかし、ここに至るまでには苦悩の1年がありました。
2014年の11月、田中智美選手は「横浜国際女子マラソン」で海外勢を抑えて優勝。
これは2015年に行われる世界選手権の代表選考会でした。
この大会で優勝したにも関わらず、結果は落選
理由は「前半が消極的だった」とのこと。
しかし、これについては元女子マラソンの増田明美さんや高橋尚子さん、現役選手からの疑問の声が数多く上がりました。
マラソン関係者や多くのファンが疑問を持つ中で田中智美選手の落選は決まりました。
そんなときショックを受ける田中智美選手を一番近くで支えたのは監督の山下佐知子さん。
山下佐知子監督は田中智美選手の指導に専念できるように会社やチームに頼み込み、専属で田中智美選手の指導にあたることになりました。
監督が特定の選手に専属でつくのは異例のことらしく、山下佐知子監督は「私たちのサポートをチームがしてくれた」と語っています。
トレーニングはオーストラリアやニュージーランドでの海外合宿に加え、強化練習としてベルリンマラソンにも出場しています。(ちなみにこのときの結果が日本勢トップの8位)
そして迎えた3月13日の五輪女子マラソン最終選考会。
この大会にはロンドン五輪代表の木崎良子(30歳)選手や野口みずき(37歳)選手、昨年の世界選手権10000mに出場した小原怜(25歳)選手などの強豪達が揃っていました。
午前9時10分にレースはスタート。
十数名の集団が形成され進んだレースはスタート30km地点から大きく展開。
昨年の世界選手権で銅メダルを獲得したユニスジェプキルイ・キルワ(バーレーン/31歳)選手が集団から抜け出します。
そしてそれを追う田中智美選手と後ろに続く小原怜選手。
37km地点でキルワ選手に離され、田中選手と小原選手の並走が続きます。
残り1kmとなっても両者は一向に譲らず、ゴール地点のナゴヤドームに入ったところで田中選手が小原選手を振り切りゴール。
その差はたったの1秒。
世界選手権代表落選の雪辱を晴らした瞬間です。
ゴール後、目を潤ませていた山下佐知子監督の姿を見つけ思い切り抱きしめました。
この1年間、禁酒をしていたという田中智美選手。「今までで一番美味しいビールが呑める!」と喜びをあらわにしています。
代表選手の公式の発表は3月17日。
ほぼ確実と言える田中智美選手の入選。本人も「今回は決まったと思っています」と自信満々のコメントを残しています。
2014年の落選があったからこそ乗り切れた今回の大会。
今度こそ代表に選ばれることを願います。
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女子マラソンの田中智美(28)選手が先日行われた五輪選考会で2位、日本人の中では1位という好成績を残し、リオ行きを確実なものにしました!
タイムは自己ベストの2時間23分19秒。3位の小原怜(25)選手との差はなんと1秒?
かなりの接戦ですね!
田中智美選手は「誰よりもリオに行きたい気持ちは強かった」と語っています。
しかし、ここに至るまでには苦悩の1年がありました。
2014年の11月、田中智美選手は「横浜国際女子マラソン」で海外勢を抑えて優勝。
これは2015年に行われる世界選手権の代表選考会でした。
この大会で優勝したにも関わらず、結果は落選
理由は「前半が消極的だった」とのこと。
しかし、これについては元女子マラソンの増田明美さんや高橋尚子さん、現役選手からの疑問の声が数多く上がりました。
マラソン関係者や多くのファンが疑問を持つ中で田中智美選手の落選は決まりました。
そんなときショックを受ける田中智美選手を一番近くで支えたのは監督の山下佐知子さん。
山下佐知子監督は田中智美選手の指導に専念できるように会社やチームに頼み込み、専属で田中智美選手の指導にあたることになりました。
監督が特定の選手に専属でつくのは異例のことらしく、山下佐知子監督は「私たちのサポートをチームがしてくれた」と語っています。
トレーニングはオーストラリアやニュージーランドでの海外合宿に加え、強化練習としてベルリンマラソンにも出場しています。(ちなみにこのときの結果が日本勢トップの8位)
そして迎えた3月13日の五輪女子マラソン最終選考会。
この大会にはロンドン五輪代表の木崎良子(30歳)選手や野口みずき(37歳)選手、昨年の世界選手権10000mに出場した小原怜(25歳)選手などの強豪達が揃っていました。
午前9時10分にレースはスタート。
十数名の集団が形成され進んだレースはスタート30km地点から大きく展開。
昨年の世界選手権で銅メダルを獲得したユニスジェプキルイ・キルワ(バーレーン/31歳)選手が集団から抜け出します。
そしてそれを追う田中智美選手と後ろに続く小原怜選手。
37km地点でキルワ選手に離され、田中選手と小原選手の並走が続きます。
残り1kmとなっても両者は一向に譲らず、ゴール地点のナゴヤドームに入ったところで田中選手が小原選手を振り切りゴール。
その差はたったの1秒。
世界選手権代表落選の雪辱を晴らした瞬間です。
ゴール後、目を潤ませていた山下佐知子監督の姿を見つけ思い切り抱きしめました。
この1年間、禁酒をしていたという田中智美選手。「今までで一番美味しいビールが呑める!」と喜びをあらわにしています。
代表選手の公式の発表は3月17日。
ほぼ確実と言える田中智美選手の入選。本人も「今回は決まったと思っています」と自信満々のコメントを残しています。
2014年の落選があったからこそ乗り切れた今回の大会。
今度こそ代表に選ばれることを願います。
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2016-03-15 01:28
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